気管支拡張症

毎朝の大量の痰や血痰、それは「気管支拡張症」のサインかもしれません。

「黄色や緑色の大量の痰」「血痰」が長期間続いていませんか?

  • 「毎朝起きるたびに、ドロッとした黄色や緑色の痰が大量に出る」
  • 「風邪を引いていないのに、ゴホゴホという痰の絡む重い咳が何ヶ月も続く」
  • 「咳をした時、痰に血が混じっていて(血痰)ドキッとした」
  • 「年に何度もこじらせて、肺炎や気管支炎を繰り返してしまう」

このような、不快な「大量の痰」や「長引く咳」にお悩みではありませんか?長期間にわたって痰が絡む咳が続く場合、呼吸器専門医が疑う重要な病気の一つに「気管支拡張症(きかんしかくちょうしょう)」があります。

「ただの慢性的な風邪だろう」「タバコは吸っていないから大丈夫」と放置していると、肺の構造が破壊され続け、将来的に呼吸困難や命に関わる大喀血(大量に血を吐くこと)を引き起こす恐れのある恐ろしい病気です。

気管支拡張症とは?「肺の排水管」が壊れてしまう病気です

私たちの肺に空気を送る「気管支」は、通常、肺の末端にいくほど木の枝のように細くなっています。気管支の内側には「線毛(せんもう)」という細かい毛が生えており、これが動くことで、吸い込んだバイ菌やゴミを「痰」として外へ押し出す(自浄作用)働きをしています。

しかし、過去に重い肺炎や結核、百日咳などにかかったり、あるいは原因不明の炎症が続いたりすると、気管支の壁が壊れて「異常に太く広がったまま(拡張)」元に戻らなくなってしまいます。これが気管支拡張症です。気管支が拡張すると、内部の線毛(お掃除機能)が失われるため、広がった空洞部分に汚い痰やバイ菌が常に溜まりっぱなし(水たまりのような状態)になります。その結果、細菌が繁殖して常に炎症を起こし、「大量の黄色い痰」や「血痰」を生み出し続けるのです。

「肺MAC症」との合併にも要注意。一般内科では見逃されやすい理由

気管支拡張症の患者様の気道は、常にバイ菌が住み着きやすい環境になっています。そのため、肺MAC症(非結核性抗酸菌症)という厄介な感染症を高確率で合併してしまいます。

この病気の恐ろしいところは、「初期段階では一般的な胸部レントゲン検査で見逃されやすい」という点です。近所の内科で「異常なし。ただの気管支炎ですね」と言われ、漫然と咳止めや去痰薬(痰切りの薬)だけを処方され続けて根本的な解決に至らず、当院へセカンドオピニオンに来られる患者様が非常に多くいらっしゃいます。

広がった気管支を可視化する。命を守る「高画質院内CT検査」

気管支拡張症を正確に診断し、肺MAC症などの合併症がないかを確認するための「ゴールドスタンダード(最も確実な検査)」は、胸部CT検査です。静岡市葵区の当院では、レントゲンでは見えない気管支の拡張や壁の肥厚(分厚くなっている状態)をミリ単位で鮮明に描き出す、高画質院内CT装置を完備しています。

CT検査室
胸部CT検査

「大量の痰が続く」「血痰が出た」という強い不安を抱えてご来院された患者様には、大病院のように何週間も待たせることなく、その日のうちにCT撮影を行い、即日で結果をご説明します。一度拡張して壊れてしまった気管支を元の形に戻すことはできませんが、CTで現状を正確に把握し、「マクロライド系抗菌薬の少量長期療法」や「適切な排痰指導(痰を出しやすくする治療)」を行うことで、病気の進行を食い止め、快適な日常生活を取り戻すことが十分に可能です。

大病院と同等の専門性を。「二人主治医制」で血痰などの急変にも対応

気管支拡張症は、時に気管支の血管が破れて「大量の喀血(血を吐くこと)」を引き起こすリスクがあります。

当院では、高度な専門医療機関との強力な連携体制(二人主治医制)を敷いています。万が一、止血のためのカテーテル手術(気管支動脈塞栓術)などが必要な緊急事態が生じた場合には、静岡県立総合病院などの地域の中核病院へ速やかに連携し、命を守る体制を整えておりますのでご安心ください。普段の痰のコントロールや定期的なCTフォローは当院で、いざという時の高度医療は大病院で、という二人三脚で患者様をサポートします。

駿河区・清水区・藤枝市からも多数来院。「治らない痰」の駆け込み寺として

当院は静岡市葵区に位置しておりますが、長引く大量の痰や血痰にお悩みの患者様は、駿河区や清水区、隣接する藤枝市など、広域から多数ご来院されています。

「咳をするたびにドロッとした痰が出て、人前で話すのが苦痛」「他の病院で薬をもらっているが、ちっとも痰が減らない」——こうした深いお悩みに対し、呼吸器専門医として最新の知見と検査機器をもって、的確な診断と治療方針をご提案いたします。当院は主要道路からのアクセスが良く、広々とした駐車場を完備しておりますので、市外・区外からでもお車で安心してご通院いただけます。

大量の痰や血痰は危険なサイン。まずは24時間Web予約を

「痰が絡むだけだから」「血が混じったのは一度だけだから」と自己判断して放置するのは非常に危険です。気管支の破壊は、あなたが気づかないうちにも確実に進行していきます。

毎日続く不快な痰や咳、そして血痰の不安から解放されるために、1日も早く呼吸器専門医へご相談ください。当院では、患者様が思い立った時にすぐアクションを起こせるよう、24時間受付可能な「Web予約システム」を導入しております。スマートフォンやパソコンからご自身のペースで簡単にご予約が可能です。

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