コンコンとした咳

痰が絡まない「コンコン」「ケンケン」という乾いた咳、市販の咳止めでは治らないかもしれません。

痰は出ないのに「コンコン」「ケンケン」という咳だけが長引いていませんか?

  • 「風邪の熱やのどの痛みは治ったのに、乾いた咳だけが2〜3週間以上続いている」
  • 「喉の奥が常にイガイガ・ムズムズして、ちょっとした会話や冷たい空気で咳き込む」
  • 「夜、布団に入るとコンコンと咳が止まらなくなり、ぐっすり眠れない」

このような、痰が絡まない乾いた咳にお悩みではありませんか?前回解説した「ゴホゴホ(痰の絡む咳)」とは対照的に、痰を伴わず、喉の奥が刺激されるように乾いた音が出る咳のことを、専門用語で「乾性咳嗽(かんせいがいそう)」と呼びます。

「ただの風邪のなごりだろう」と軽く見られがちですが、実はこの「コンコン」という乾いた咳には、一般的な風邪薬では絶対に治らない厄介な病気が隠れていることが非常に多いのです。

市販の咳止め薬や、風邪の抗生物質が「まったく効かない」理由

乾いた咳が長引いている患者様の多くが、「薬局で一番強い咳止めを買って飲んでいる」「近所の内科で抗生物質をもらって飲んだ」とおっしゃいます。しかし、一向に咳がおさまらないと悩まれています。それはなぜでしょうか?

長引く乾いた咳の根本的な原因は、細菌の感染ではなく「気道(空気の通り道)のアレルギー的な炎症」や「過敏性の亢進(ちょっとした刺激に過剰に反応してしまう状態)」であることが多いからです。炎症が原因である以上、脳の咳中枢に働きかけるだけの「一時的な咳止め薬」や、細菌を殺すための「抗生物質」をいくら飲んでも、気道の火事(炎症)を消すことはできないため、まったく効果がないのです。

「コンコン」という乾いた咳に隠された主な病気

長引く乾いた咳の原因として、呼吸器専門医がまず疑うのは以下のような疾患です。

咳喘息(せきぜんそく)
長引く乾いた咳の原因として最も多い病気です。ゼーゼーという喘鳴はありませんが、気道が炎症を起こして過敏になっています。放置すると約30%が本格的な気管支喘息へ移行します。

アトピー咳嗽
咳喘息と似ていますが、気管支ではなく「喉(気管)」がアレルギー反応を起こしてイガイガし、咳が出ます。

マイコプラズマ感染症・百日咳
一般的な風邪のウイルスとは異なる特殊な病原体による感染症です。大人がかかると、しつこい乾いた咳が長く続くのが特徴です。

逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流し、喉や気管支の入り口を刺激することで、むせるような乾いた咳が出ることがあります(食後に咳が出やすいのが特徴です)。

間質性肺炎(かんしつせいはいえん)
肺の間質と呼ばれる壁の部分が炎症を起こし、硬くなってしまう難病です。進行すると息切れを伴います。

根本原因を可視化する。秋田内科・呼吸器内科の「専門検査」

乾いた咳は原因が多岐にわたるため、「とりあえず咳止めを出す」という治療では解決しません。静岡市葵区の「秋田内科・呼吸器内科」では、以下の専門機器を用いて、咳の本当の原因を正確に見極めます。

・呼気NO(一酸化窒素)測定器
吐いた息の中の一酸化窒素の濃度を測るだけで、気道のアレルギー性炎症の程度(火事の強さ)を数値化できます。「咳喘息」の診断に非常に有効で、患者様への負担も全くない画期的な検査です。

・モストグラフ(総合呼吸抵抗計)
普通に深呼吸をするだけで、気道の狭さや抵抗をカラー3D画像で視覚的に評価できます。気道が過敏になって狭くなっていないかを確認します。

・高画質院内CT検査
乾いた咳の原因として「間質性肺炎」や「肺がん」「結核」などの重大な病気が隠れていないかを除外するために、レントゲンでは見えない肺の細部までその日のうちに鮮明な画像で確認します。

駿河区・清水区・藤枝市からも多数来院。治らない咳の「セカンドオピニオン」

当院は静岡市葵区に位置しておりますが、長引くコンコンとした咳にお悩みの患者様は、駿河区や清水区、そして隣接する藤枝市など、広域から多数ご来院されています。

  • 「近くのクリニックに何度も通って咳止めをもらったが、夜も眠れないほど咳が続いて体力的にもう限界」
  • 「電車の中や職場の静かなオフィスで咳が止まらなくなり、周りの目が気になって大きなストレスになっている」

こうした切実な思いを抱え、車で30分以上かけてでも「呼気NO測定器がある専門医」へセカンドオピニオンを求めてご来院される方が後を絶ちません。乾いた咳の多くは、吸入ステロイド薬などで気道の炎症を的確に抑えれば、見違えるように症状が改善します。「遠くても専門医に診てもらって本当に良かった」と実感いただけるよう、丁寧な診療をお約束いたします。当院は主要道路からのアクセスが良く、広々とした駐車場を完備しておりますので、市外・区外からでもお車で安心してご来院いただけます。

「そのうち治る」と放置せず、まずは24時間Web予約を

「たかが咳」と我慢し続けると、肋骨を疲労骨折してしまったり、本格的な気管支喘息に移行して一生の付き合いになってしまったりするリスクがあります。

風邪の症状が治まったのに、2週間以上「コンコン」という咳だけが続いているなら、迷わず呼吸器専門医へご相談ください。当院では、辛い症状を抱えて夜も眠れない患者様が少しでもスムーズに受診できるよう、24時間受付可能な「Web予約システム」を導入しております。スマートフォンやパソコンからご自身のペースでいつでも簡単にご予約が可能です。

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